米FDAが新薬JUVMO承認 新たな作用で運動症状を改善
米食品医薬品局(FDA)は、成人のパーキンソン病治療薬としてタバパドン(tavapadon、商品名JUVMO)を承認しました。D1/D5ドーパミン受容体を選択的に刺激する薬として米国で初めて承認され、1日1回、早期の単剤治療にもレボドパとの併用にも使用できます。第3相TEMPO-1、2では、早期患者の日常生活動作や運動症状がプラセボより有意に改善しました。TEMPO-3では、レボドパを使用する507人を対象に、つらいジスキネジアを伴わないON時間が1日1.7時間増え、プラセボ群の0.6時間を上回りました。OFF時間も1.9時間減少しました。
さらに継続試験TEMPO-4では、85週間治療を続けた参加者のうち、レボドパ併用者の93%がレボドパを増量せず、早期患者の94%がレボドパを開始しなかったと報告されています。
パーキンソン病では、病状の進行とともに薬が効いているON時間と効果が弱まるOFF時間の変動が生活上の負担になることがあります。従来とは異なるD1/D5受容体を狙う薬が加わることで、治療を個々の状態に合わせる選択肢が広がる可能性があります。一方、吐き気やめまいのほか、起立性低血圧、衝動制御障害、幻覚、ジスキネジアなどへの注意が必要です。今回の承認は米国でのもので、日本で使用可能になったことを意味するものではありません。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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