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アスピリンで認知症リスク低下?遺伝的特徴で効果に違い

オーストラリアのモナシュ大学などの研究チームが、アスピリンと認知症の関係を遺伝情報から調べ直しました。もとになったのは、健康な高齢者を対象に低用量アスピリンと偽薬を比較した大規模試験です。全体では認知症の予防効果が確認されませんでしたが、遺伝情報のある約1万3500人を再分析すると、血小板に関係する遺伝的特徴が高い上位20%で違いが見つかりました。認知症の発症割合は偽薬群の3.3%に対し、アスピリン群では1.0%でした。

ただし、同じ集団では入院などが必要な重い出血が2.1%から4.4%に増えました。研究者は、血小板の働きが認知症と関係する可能性に注目していますが、別の集団での再現はまだ確認されていません。

この研究が示すのは、同じ薬でも遺伝的特徴によって効果と危険性が異なる可能性です。一方で、認知症が減ったという数字だけを見て服薬を勧めることはできません。出血の増加という重大な不利益も同時に評価する必要があります。

記事ではパーキンソン病に関係する遺伝的な指標も調べていますが、アスピリンの効果との関連は確認されませんでした。パーキンソン病の予防や治療に有効だと示した研究ではありません。服用を始めたり、処方薬を中止したりする判断は自己判断で行わず、医師に相談することが大切です。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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