米FDAが新薬Juvmo承認 D1/D5受容体を選択的に作用
米食品医薬品局(FDA)は、成人のパーキンソン病治療薬としてタバパドン(tavapadon、商品名Juvmo)を承認しました。タバパドンは、脳内のD1/D5ドーパミン受容体を選択的に刺激する部分作動薬で、この作用を持つ薬として初めてパーキンソン病への承認を受けました。早期患者を対象としたTEMPO-1とTEMPO-2では、レボドパを併用しない単剤治療で日常生活動作の指標がプラセボより有意に改善しました。
さらに、レボドパ治療中に運動症状の変動がある507人を対象としたTEMPO-3では、タバパドン追加群で「つらいジスキネジアを伴わないON時間」が1日1.7時間増え、プラセボ群の0.6時間を上回りました。OFF時間も1.9時間減少し、プラセボ群の0.9時間減少より大きな改善が確認されました。
パーキンソン病では、病状や治療期間によってレボドパの効果が切れるOFF時間などが生活上の課題になることがあります。異なるドーパミン受容体への作用を持つ新薬が加わることは、症状や副作用に応じた治療選択肢を広げる可能性があります。一方、吐き気、頭痛、めまい、疲労などが報告され、起立性低血圧、衝動制御障害、幻覚、ジスキネジアなどにも注意が必要です。今回の承認は米国でのもので、日本で使用できるようになったことを意味するものではありません。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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