Fitbitと栄養補給で認知機能改善 高齢者355人を検証
東京大学、Google、日本ハム、三井不動産は、ウェアラブル端末と栄養補給を組み合わせた生活習慣介入が、高齢者の認知機能などに与える影響を調べました。千葉県柏市で自立して暮らす65~92歳のうち、フレイルなどのリスクがある355人を介入群178人と対照群177人に無作為に分け、6カ月間検証しました。介入群はFitbit Charge 5を着用し、歩数や運動、睡眠データに応じた助言をスマートフォンで受けたほか、食事記録とたんぱく質補給食品も取り入れました。
6カ月後、認知機能スクリーニング検査「MoCA」のスコアは、介入群で対照群より0.58点高く、統計的に有意な改善が確認されました。また、介入群では1日平均の歩数が696歩、運動時間が6.6分、睡眠時間が11.6分多くなりました。重篤な有害事象は報告されていません。
運動、栄養、睡眠はいずれも健康寿命を考えるうえで重要で、パーキンソン病のある人にとっても身体機能や生活の質を支える大切な要素です。今回の特徴は、専門職による対面指導だけに頼らず、日常のデータを本人へ返して行動変化につなげた点にあります。ただし、認知機能の差は0.58点と小さく、Fitbitやたんぱく質のどの要素が効果を生んだのかは分けて判断できません。長期的な効果についても今後の検証が必要です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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