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「できること」に目を向ける ハリー杉山さんが語る介護

東京都が開催した認知症シンポジウムに、タレントのハリー杉山(Harry Sugiyama)さんが登壇し、認知症とパーキンソン病を抱えていた父ヘンリー・スコット(Henry Scott)さんとの介護経験を語りました。杉山さんは、診断直後には仕事を諦めるよう父に強く言ってしまったものの、その後の生活を通して「認知症になっても人生は続く」と考えるようになったといいます。父が好きだった音楽を流したり、新聞記者として大切にしていた「書くこと」を続けたりすることで、昔の話をすることもあったそうです。

介護では、無理に立たせようとして一緒に転倒した経験もありました。その後、前から目線を合わせ、ゆっくり話すなど、本人が安心できる接し方を学んだといいます。専門家の岡村毅さんは、こうした方法が相手の人間らしさを尊重するケア「ユマニチュード」の考え方にも通じると説明しました。

パーキンソン病では運動機能の変化などにより、家族の支援が必要になる場面があります。しかし、すべてを家族だけで担う必要はありません。専門職や介護サービスに相談しながら、本人が好きだったこと、今も楽しめること、続けたい役割を一緒に探す視点も大切です。安全への配慮と本人の希望を両立させながら、その人らしい生活を支えることが、本人にも家族にも無理の少ないケアにつながります。

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出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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