30年の有酸素運動、年齢を重ねても体の回復力を保つ可能性
30年以上にわたって有酸素運動を続けてきた高齢者は、運動習慣の少ない人より、加齢に対応する体の「予備力」が高い可能性が報告されました。研究ではフランスの55歳以上の健康な39人を対象に、ランニング、自転車、水泳などを週3回以上続けてきた19人と、主に座って過ごしてきた20人を比較しました。血液検査や筋肉量、心肺機能、筋力など12種類の指標から「Vitality Capacity」を評価したところ、運動群では総合スコアが高く、特に免疫やストレスへの対応に関する領域で差がみられました。一方、年齢が高くなるほど予備力が低下する傾向は両群にありました。
パーキンソン病を対象にした研究ではありませんが、運動を長く続けることは、年齢を重ねても動ける体を保つという点で患者や家族にも参考になります。パーキンソン病でも、有酸素運動や筋力・バランス運動は身体機能や生活の質を支える重要な要素です。ただし今回の研究はわずか39人を一時点で比較したもので、運動そのものが高い予備力の原因だとは証明できません。また、長年激しい運動を続ける必要があるという意味でもありません。年齢や体力、症状、転倒リスクに合わせ、無理なく継続できる運動を選ぶことが大切です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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