「かみにくさ」が体重減少と関連 口の衰えと栄養に注目
東京科学大学などの研究チームが、日本全国の65歳以上の自立した高齢者3305人を6年間追跡したところ、口の機能が衰える「オーラルフレイル」がある人では、10%を超える体重減少が起こりやすいことが示されました。追跡期間中に大きな体重減少を経験した人は8.9%でした。研究では、歯が20本未満、かみにくい、飲み込みにくい、口が乾く、発音しにくいという5項目を調べ、なかでも咀嚼困難が体重減少と最も強く関連する要素として確認されました。
この研究はパーキンソン病患者を対象にしたものではありませんが、パーキンソン病では病状によって咀嚼や嚥下が難しくなり、食事量や体重に影響することがあります。そのため、体重が減ってから食事量だけを見直すのではなく、かみにくさや飲み込みにくさ、口の乾燥などにも目を向けることが大切です。食事に時間がかかる、むせる、食べられる食品が減った、意図せず体重が落ちたといった変化が続く場合は、主治医や歯科医師、言語聴覚士、管理栄養士などへの相談が、低栄養を防ぐ手がかりになります。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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