腸と脳はどうつながる?パーキンソン病研究で注目の腸内細菌
腸内には数兆個規模の微生物が暮らし、ビタミンを作ったり、免疫の働きを調節したりして健康を支えています。CBS Newsの番組で、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院とハーバード大学医学大学院のローラ・コックス(Laura Cox)博士は、腸内細菌叢が免疫や代謝を変化させることで脳にも影響する可能性を解説しました。特にパーキンソン病は、腸内細菌との関係を示す研究が比較的多い神経疾患だとしています。
注目される手がかりの一つが便秘です。便秘などの症状はパーキンソン病の診断よりかなり前から現れることがあり、腸で生じた異常なαシヌクレインが迷走神経などを介して脳へ広がる可能性も研究されています。また、患者では腸の炎症に関連する特徴が確認されるとの報告もあります。
こうした研究は「腸を整えればパーキンソン病を予防・治療できる」と証明したものではありません。パーキンソン病には遺伝的要因や環境化学物質など複数の経路があり、腸内細菌はその一部として研究が進められています。一方、便秘は患者にとって身近な非運動症状でもあり、腸と脳の関係がさらに解明されれば、早期発見や新しい治療法につながる可能性があります。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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