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運動で筋肉の「老化変化」の半分以上を抑制 人で確認

年齢を重ねても運動を続けることで、筋肉の老化に伴う変化の多くを抑えられる可能性があります。Nature Agingに掲載された研究では、若い成人から高齢者まで、運動能力の異なる47人から筋肉を採取し、2万4,000以上の遺伝子転写産物や代謝物、脂質などを分析しました。通常活動の高齢者と若者を比べると、1,100以上の遺伝子で働きが低下し、特に細胞内でエネルギーを生み出すミトコンドリアに関係する変化が目立ちました。一方、高い運動能力を維持している高齢者では、加齢に関連する遺伝子発現変化の55%以上がみられず、筋肉の分子状態が若者に近く保たれていました。

注目したいのは、運動によって保たれていた変化が、ミトコンドリアや細胞呼吸、エネルギー代謝など、筋肉が動き続けるために重要な仕組みに集中していた点です。ただし、すべての老化変化を運動で防げるわけではなく、今回の研究も47人を対象とした比較であるため、「運動で老化が57%消える」と単純に捉えることはできません。それでも、運動習慣が筋力を維持するだけでなく、筋肉の細胞そのものの健康を支える可能性を示したことは重要です。無理のない範囲で体を動かし続けることは、年齢を重ねても歩く力や自立した生活を守るための大切な土台になりそうです。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • Nick Norwitz (ニック・ノーウィッツ(Nick Norwitz) / 2026-08-18)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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