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iPS細胞の再生医療、網膜治療でも米国臨床試験へ

住友ファーマは、iPS細胞から作った網膜の細胞シートを、目の難病「網膜色素変性症」の患者に移植する臨床試験を米国で開始しました。すでに1例目の手術を実施しており、今回の患者を含む計12人に移植して、安全性などを調べます。網膜色素変性症は、光を感じ取る「視細胞」が減少し、暗い場所で見えにくくなったり、視野が狭くなったりする病気です。移植した細胞が失われた視細胞の働きを補い、視力の改善や病気の進行抑制につながることが期待されています。

パーキンソン病の患者や家族にとって注目したいのは、住友ファーマが同じiPS細胞技術を使ったパーキンソン病治療製品「アムシェプリ」を開発している点です。アムシェプリは2026年3月、日本で条件・期限付き承認を受けました。今回の網膜の臨床試験はパーキンソン病を対象にしたものではありませんが、iPS細胞由来の細胞を製造し、患者へ届ける再生医療の仕組みが別の病気にも展開されていることを示しています。こうした経験の蓄積は、細胞製造や輸送、安全性管理など再生医療全体の基盤を育てるうえでも重要です。すぐにパーキンソン病治療へ影響するニュースではありませんが、iPS細胞を使った治療が研究段階から実際の医療へ進みつつある流れを感じられる動きです。

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出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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