音楽で培った「リズム」が支えに バイオリニストとパーキンソン病
米フロリダ州に暮らす元バイオリニストのレオニード・フライシェイカー(Leonid Fleishaker)さんは、60歳のころ左腕の震えに気づき、その後、こわばりなどの症状が進み、2019年にパーキンソン病と診断されました。現在70歳。震えのため以前のようにバイオリンを弾くことは難しくなりましたが、55年にわたる音楽経験で身につけた「リズム」「忍耐」「反復」が、病気と暮らすうえで大きな支えになっているといいます。
歩く動作が難しいときにも、自分の中にあるリズムを意識しています。また、毎朝ピックルボールを楽しみ、ボウリングにも取り組むなど、積極的に体を動かしています。クラシック音楽を聴くことも続けており、音楽は今も生活や気持ちを整える大切な存在です。
こうした経験は、音楽家だけの特別な方法としてではなく、パーキンソン病と付き合うための一つのヒントとして受け取れそうです。できなくなったことだけを見るのではなく、自分が長年培ってきた習慣や得意なことを、現在の生活に合わせて生かしていく考え方です。運動についても無理に高い目標を設定するのではなく、自分に合った方法を医療者と相談しながら続けることが大切です。
フライシェイカーさんは自身の体験を「Music Vs. Parkinson's」という本にまとめました。「自分も同じように病気と向き合っている一人」と伝え、患者が孤立せず、病気について話すきっかけになってほしいと願っています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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