進行期パーキンソン病の治療薬Lecigon、スコットランドで承認
進行期パーキンソン病の新たな治療選択肢「Lecigon」が、スコットランドの公的医療制度NHSで使用できる治療としてScottish Medicines Consortiumから承認されました。Lecigonはパーキンソン病治療薬を携帯型ポンプで持続的に投与する治療です。腹部から腸へ通したチューブを通じて薬を送り、通常の内服薬では十分にコントロールできない強い運動症状を和らげることが期待されています。すでにイングランドとウェールズでは進行期の患者に利用されています。
今回の承認で大切なのは、パーキンソン病では一人ひとり症状や薬への反応が異なり、病気が進むと内服薬だけでは安定した効果を得にくくなる場合があることです。持続的に薬を届ける方法が加われば、そうした患者に新たな選択肢を提供できる可能性があります。一方、承認されたからといって、すぐにすべての地域で利用できるわけではありません。NHS Ayrshire and Arranは、安全性や必要な医療サービス、他の治療薬との位置づけを検討したうえで、地域の処方薬リストへの採用を判断するとしています。
患者や家族にとっては「治療法が存在すること」と「実際に受けられること」の間に差が生まれないことも重要です。Parkinson’s UK Scotlandは、承認された高度な治療を必要な人へ届けるため、専門医や看護師を含むパーキンソン病診療チームへの十分な人員・設備の確保を求めています。治療の選択肢が増えることに加え、それを地域で利用できる体制づくりも今後の焦点となります。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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