高校生が開発したAI音声アプリ 神経疾患の早期発見を支援
米国ワシントン州ベルビューに住む16歳の高校生、イリーナ・ラオ(Ilina Rao)さんが、パーキンソン病やアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の早期発見を支援するAIアプリ「NeuroSpeak」を開発し、世界規模の技術コンテスト「Technovation Girls」で準決勝進出を果たしました。
NeuroSpeakは、利用者が毎日30秒間の音声を録音すると、AIが発話速度や声の揺らぎ、発音の変化などを解析し、神経変性疾患に関連する可能性のあるパターンを検出します。さらに、アプリ内には症状の変化を記録する日誌機能も搭載されています。
ラオさんは、このアプリを診断目的ではなく、医療機関を受診するきっかけとなる「スクリーニングツール」と位置づけています。特に神経内科専門医へのアクセスが難しい地域や、医療費負担が大きい家庭でも利用できるよう、無料で提供することを目指しています。
パーキンソン病では、震えや動作の遅れが現れる数年前から、声の大きさの低下や単調な話し方、発音の変化が起きることが知られています。そのため近年は、音声解析を利用した早期診断研究が世界各国で進められています。
今回の取り組みは、AI技術を専門医だけでなく患者や家族の手元に届けようとする新しい発想として注目されています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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