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シチコリン追加で運動機能改善の可能性 474人の臨床試験

パーキンソン病の標準的な薬物治療に「シチコリン」を追加することで、運動機能が改善する可能性が報告されました。イタリア44カ所の神経内科・老年科で行われたCITIPARK試験には、55歳以上の患者474人が参加。安定したレボドパなどの治療を続けながら、シチコリン1000mgの筋肉注射またはプラセボを24週間にわたり比較しました。参加者全体では、主要評価項目であるMDS-UPDRS総合点に統計的な有意差はありませんでした。一方、治療計画を十分に完了した患者の解析では、臨床的に意味のある3点以上の改善がシチコリン群の52%、プラセボ群の38.2%にみられ、運動機能を評価するMDS-UPDRS Part 3でも改善が確認されました。

今回の結果は、新しい選択肢の可能性を示す一方、慎重に受け止める必要があります。最初に設定された主要評価項目では有効性が確認できず、良好な結果は治療を十分に継続できた一部の患者を対象とした追加解析で示されたためです。また、運動症状の日内変動やジスキネジアがある患者は試験対象から除外されており、進行した患者にも同じ効果が期待できるかは分かりません。重い副作用は確認されていませんが、シチコリンがパーキンソン病の標準的な追加治療として確立したという段階ではなく、今後さらに長期間かつ幅広い患者を対象とした検証が求められます。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • Medscape (アヌシュリー・チャファルカー(Anushree Chaphalkar) / 2026-08-19)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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