AIと異常タンパク検査を融合 パーキンソン病診断が進化へ
パーキンソン病などの神経変性疾患の診断や経過観察をより正確に行うため、米国のAmprion社とModality.AI社が共同研究を開始しました。
Amprion社は、脳内で異常に折りたたまれたαシヌクレインなどの異常タンパク質を検出する「シード増幅法(SAA)」の分野で知られており、パーキンソン病やレビー小体型認知症、多系統萎縮症などの診断支援技術を開発しています。
一方、Modality.AI社は、オンライン上で行う対話を通じて、患者の話し方や声の大きさ、表情、認知機能、行動変化をAIが解析する「Tina」というシステムを提供しています。
今回の連携では、脳内で起きている生物学的な変化と、実際の症状として現れる運動機能や認知機能の変化を同時に評価することで、より詳細な病状把握を目指します。
現在のパーキンソン病診断は、医師による診察や症状評価が中心ですが、同じ診断名でも進行速度や症状の現れ方は患者ごとに大きく異なります。そのため研究者たちは、血液検査や脳脊髄液検査などの分子バイオマーカーと、デジタル技術を組み合わせた「多面的評価」が次世代医療の鍵になると考えています。
今後はパーキンソン病のほか、レビー小体型認知症、多系統萎縮症、ALSなどを対象に研究が進められる予定です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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