震えの前から始まる?パーキンソン病の早期サインに注目
パーキンソン病というと手の震えを思い浮かべる人が多いですが、病気に関係する体内の変化は、振戦など典型的な運動症状が現れるより前から始まっている可能性があります。インド・ハイデラバードの神経内科医スディール・クマール(Sudhir Kumar)医師が、診断の5~10年前からみられることがある特徴を紹介しました。
挙げられたのは、夢の内容に合わせて声を出したり体を動かしたりするレム睡眠行動障害、嗅覚の低下、長く続く便秘、抑うつや不安、原因の分からない疲労などです。さらに、文字が以前より小さくなる、歩くときの腕の振りが減る、声が小さくなる、指の動きが遅くなるといった微妙な運動変化もあります。
ただし、こうした症状が一つあるだけで「パーキンソン病の始まり」と考える必要はありません。便秘や嗅覚低下、気分の変化、疲労などは一般の人にも多く、ほかの病気や薬、加齢などでも起こります。レム睡眠行動障害は将来のパーキンソン病やレビー小体型認知症などとの関連が特に研究されていますが、それだけで発症時期を予測できるものではありません。
現在、前駆期の特徴を組み合わせ、症状が本格化する前にリスクの高い人を見つける研究が進んでいます。一方、一般の人を対象にこれらの症状だけでパーキンソン病を確定する検査はありません。気になる変化が複数続いている場合は自己判断で不安を抱えるのではなく、医療機関で経過を伝えることが大切です。なお、元記事は医師のSNS投稿を基にしており、HT.comが内容を独自に検証したものではないと明記しています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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