ボクシングで運動と交流 パーキンソン病支援が10周年
アメリカ・アラバマ州ハンツビルで、パーキンソン病の人と家族を支援する非営利団体Parkinson's Dynamicsが活動開始から10周年を迎えました。同団体はRock Steady Boxingの系列団体として始まり、ボクシングを応用した運動プログラムを提供しています。
代表のキャロリン・ローズ(Carolyn Rhodes)さんと夫のジム(Jim)さんは、夫が2016年にパーキンソン病と診断されたことをきっかけにプログラムを知り、指導者資格を取得して教室を始めました。現在は運動だけでなく、健康教育や生活支援、家族へのサポートにも取り組んでいます。医師からこれまで約1000件の紹介があり、そのうち約600人が利用したといいます。
2020年に診断された参加者のマリア・ラトリッジ(Maria Rutledge)さんは週4日ほど通い、複数のクラスに参加しています。本人は、活動を続けることが歩行器を使わずに生活する助けになっていると感じていると話しました。ただし、これは個人の体験であり、ボクシングがすべての人に同じ効果をもたらすことを示す臨床研究ではありません。
注目したいのは、運動だけでなく「安心して集まれる場所」がつくられていることです。同じ病気を経験する仲間なら、症状や生活上の悩みについて話しやすく、家族も支援を受けられます。パーキンソン病では継続的な運動が推奨されますが、症状や転倒リスクには個人差があります。自分に合った安全な運動を選び、人とのつながりも楽しみながら続けられる環境が大切です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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