ゴルフ場の近くでパーキンソン病リスク上昇 農薬との関連を調査
米国の研究で、ゴルフ場の近くに住むこととパーキンソン病の診断との間に関連がある可能性が報告されました。2025年に発表された研究では、パーキンソン病と診断された419人と対照群5,113人を比較しました。その結果、ゴルフ場から1~2マイルの地域に住む人では、遠く離れた地域と比べて診断のオッズが約3倍でした。また、ゴルフ場を含む水道供給地域でもオッズが高く、芝生管理に使われる農薬などが地下水を通じて影響する可能性が検討されています。
ただし、この結果から「ゴルフ場の近くに住むとパーキンソン病になる」と判断することはできません。研究は居住地と診断の関連を調べたもので、個人が実際にどの農薬へどの程度さらされたかを直接測定したものではないためです。パーキンソン病は症状が現れる10年以上前から変化が始まる可能性もあり、遺伝や年齢、生活環境など多くの要因が関係します。一方、農薬曝露とパーキンソン病の関連は別の研究でも報告されており、環境要因を詳しく調べる重要性は高まっています。身近な環境を過度に恐れるのではなく、今後の研究によって、どの物質や曝露経路が実際のリスクに関係するのかを明らかにすることが重要です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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