闘病中のモハメド・アリが見せたユーモア 前田日明氏が語る思い出
プロレスラーとして活躍した前田日明氏が、「アントニオ猪木 vs モハメド・アリメモリアル展」で、モハメド・アリ(Muhammad Ali)さんとの初対面の思い出を語りました。対面したのは1998年4月、東京ドームで行われたアントニオ猪木さんの引退試合です。当時、アリさんはパーキンソン病と闘病中でしたが、猪木さんのために来日していました。前田氏が自分はアリさんの弟子になるつもりで新日本プロレスに入ったと伝えると、アリさんは前田氏にファイティングポーズを取らせ、わずかに体を動かして「今のは見えたか?」と質問。見えなかったと答えると、「今、パンチを10発打った」と冗談を返したといいます。
このエピソードから伝わってくるのは、病気を抱える人の姿は症状だけでは語れないということです。アリさんはパーキンソン病を抱えながらも、人を笑わせるユーモアや周囲との交流を大切にしていました。患者さん一人ひとりにも、病気とは別に、それまで築いてきた人生や個性、好きなことがあります。周囲が症状だけを見るのではなく、その人らしさに目を向けることは、日々の交流を豊かにする大切な視点です。今回語られた思い出は、世界的なスターだったアリさんの親しみやすい一面とともに、病気があっても変わらない人間らしさを感じさせてくれます。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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