便秘対策がパーキンソン病の薬効維持に重要
中国の健康解説記事は、パーキンソン病患者に多い便秘が、生活のつらさだけでなく薬の効き方にも影響する可能性を紹介しました。パーキンソン病では60%以上の患者が便秘を経験するとされ、手の震えや体のこわばりより早く現れることもあります。
治療の中心となるレボドパは、腸から吸収されて脳に届きます。便秘で腸の動きが遅くなると、薬の吸収が遅れたり不安定になったりし、症状が十分に抑えられないことがあります。また、腹部の張りや食欲低下、睡眠の乱れ、不安感が重なることで、生活の質も下がりやすくなります。
記事では、近年の研究として、益生菌が排便回数や便秘に関連する生活の質を改善した報告、英国の研究で益生菌により腸内の有益菌が増え、炎症指標が下がり、レボドパの効き始めが早まった可能性が示されたことを紹介しています。また、低聚果糖、低聚半乳糖、抗性糊精などの益生元も、便通改善に役立つ可能性があると説明しています。
日常の対策としては、野菜、果物、全粒穀物、豆類など食物繊維を増やすこと、地中海食を意識すること、散歩や軽い運動を続けること、医師に相談しながら益生菌や益生元を取り入れることが挙げられています。
ただし、サプリメントだけでパーキンソン病を治療できるわけではありません。便秘が続く場合や薬の効き方に変化がある場合は、自己判断で薬を調整せず、主治医に排便状況を伝えることが重要です。
詳しい内容は元記事をご覧ください。
出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
この記事をシェア
パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン
知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。