DBSで震え改善 7年悩んだパーキンソン病患者に希望
中国・湖南省の長沙市中医医院で、パーキンソン病を約7年間患っていた68歳の男性が、脳深部刺激療法(DBS)を受け、震えや体のこわばりが大きく改善したと紹介されました。男性は当初、左足の震えから症状が始まりましたが、病気の進行とともに右側の手足にも震えが出るようになり、服を着る、食事をする、ボタンを留めるといった日常動作が難しくなっていました。
薬の効果も次第に短くなり、「オン・オフ現象」やジスキネジアが現れ、本人だけでなく家族にも大きな負担がかかっていたといいます。病院の神経外科チームは病状や体の状態を詳しく評価し、DBSを実施しました。手術では、脳の運動を調整する部位に電極を入れ、胸の皮下に刺激装置を埋め込み、微弱な電気刺激で異常な神経回路を調整します。
術後1か月で男性の手足の震えや筋肉のこわばりは軽くなり、茶碗を安定して持って食事をしたり、ゆっくり散歩したりできるようになったと報告されています。DBSは病気を根本的に治す治療ではありませんが、薬だけでは症状の波を抑えにくくなった中後期の患者にとって、生活の質を改善する選択肢となります。
一方で、すべての患者に適する治療ではありません。一般的には発症から4〜5年以上たち、薬の効果が弱まったり運動合併症が出たりした原発性パーキンソン病で、重い認知機能障害や精神症状、心肺疾患がない人が対象になります。早期の手の震え、動作の遅さ、体のこわばりを「年のせい」と決めつけず、専門医に相談することが大切です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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