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女性のパーキンソン病患者でアルツハイマー病変が多い可能性

アメリカ・Mayo Clinic Arizonaの研究チームは、パーキンソン病患者では女性のほうが男性よりも、アルツハイマー病に特徴的なアミロイドプラークが脳内に多く蓄積している可能性があると報告しました。研究成果はEuropean Academy of Neurology(EAN)Congress 2026で発表されました。

研究では、「Arizona Study of Aging and Neurodegenerative Disorders」に参加した病理学的にパーキンソン病と確認された230人の脳を解析しました。その結果、女性は男性に比べて大脳皮質のアミロイドプラーク量や神経突起プラーク密度が有意に高く、重度のアミロイド蓄積を示す割合も56.8%と、男性の39.7%を大きく上回りました。この傾向は、年齢やアルツハイマー病の主要な遺伝的危険因子であるAPOE ε4の有無を考慮した後も維持されました。

一方で、アルツハイマー型認知症の発症率や認知機能検査の成績には男女差は認められませんでした。研究者らは、女性で病理変化が強いにもかかわらず認知機能に差が見られなかった理由について、より大規模な研究で検証する必要があるとしています。

パーキンソン病では運動症状だけでなく、認知機能の低下を伴う人も少なくありません。今回の研究は、性別によって脳内で起こる変化が異なる可能性を示した重要な知見ですが、女性が必ず認知症になりやすいことを意味するものではありません。今後、こうした違いが明らかになれば、一人ひとりの特徴に合わせた予防法や治療法の開発につながる可能性があります。

詳しい内容は元記事をご覧ください。

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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