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救急要請を拒む母を納得させた介護の対話

英文学者の小川公代さんは、パーキンソン病の母との介護経験を通じて、家族間の対話の大切さを語りました。ある日、母から「血圧が200を超えた」と電話がありましたが、救急車を呼ぼうとしても母は「迷惑がかかるから」と強く拒みました。小川さんはすぐに救急要請するのではなく、救急相談センターに連絡し、専門機関から「呼ぶべき」と判断を得たうえで母を納得させました。

この経験から小川さんは、介護する側とされる側で意見が対立したとき、相手の気持ちを無視せず、第三者や専門機関を介して合意をつくる「ひと手間」が重要だと感じたといいます。その後、訪問看護ステーションにも登録し、救急車を呼ぶほどではない不調でも相談できる体制を整えました。

パーキンソン病の介護では、体調の急変だけでなく、本人の不安、自尊心、家族の焦りが重なることがあります。正しさだけで押し切ると、本人に「尊重されなかった」という気持ちが残り、信頼関係が崩れることもあります。小川さんは、母の価値観を否定せず、文学や物語を介して気持ちを伝える工夫も続けています。介護の形は家庭ごとに違いますが、本人の意思を大切にしながら、医療や訪問看護など外部の力を上手に使うことが、家族双方の安心につながります。

詳しい内容は元記事をご覧ください。

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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