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VR検査で認知症の超早期変化を予測する可能性

藤田医科大学、学習院大学、滋賀医科大学などの共同研究グループは、3D VRゴーグルを使った空間ナビゲーション課題の成績が、1年後の脳萎縮を予測できる可能性を示したと発表しました。研究では、認知機能が正常な成人71人を対象に、目印のない仮想空間で移動し、出発点へ戻る課題を行いました。

その結果、出発点へ戻る能力を示す「経路統合エラー」が大きい人ほど、1年後に海馬傍回、後帯状皮質、中側頭回など、アルツハイマー病の初期に変化しやすい脳領域で皮質の菲薄化や体積減少が進みやすいことが分かりました。さらに、VR課題の成績は血液中のp-tau181やGFAPといったアルツハイマー病関連バイオマーカーとも関連していました。

パーキンソン病でも、進行に伴って認知機能の変化がみられることがあります。今回の研究はアルツハイマー病を主な対象としたものですが、症状が出る前の脳の変化を、体への負担が少ない方法で見つけようとする取り組みは、神経変性疾患全体にとって重要です。一方で、研究は観察研究であり、現時点で診断ツールとして使える段階ではありません。今後、より大規模な検証やPET検査との組み合わせによって、早期発見や予防的介入につながるかが注目されます。

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出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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