リプロセル、神経難病向け細胞治療を承認申請
創薬スタートアップのリプロセルは、神経疾患向けの細胞治療製品について、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表しました。対象となるのは、指定難病の神経疾患「脊髄小脳変性症」に向けた細胞製品「ステムカイマル」です。脊髄小脳変性症は、体の動きが不安定になったり、ろれつが回りにくくなったりする病気で、進行を抑える新しい治療法が求められています。
ステムカイマルは、健康な人から採取した間葉系幹細胞を用いる再生医療等製品で、症状の進行抑制を目指します。台湾のバイオ企業が開発し、日本ではリプロセルが独占的な開発・商業化権を持っています。2018年には厚生労働省から、優先審査を受けられる「希少疾病用再生医療等製品」に指定されており、今回の申請は受理後9カ月以内を目標に審査される見通しです。
今回のニュースはパーキンソン病そのものの治療ではありませんが、神経難病に対する細胞治療や再生医療の実用化が少しずつ進んでいることを示しています。パーキンソン病でもiPS細胞由来の細胞移植などが注目されており、神経細胞や周囲の環境に働きかける治療開発は広がりを見せています。ただし、病気ごとに原因や治療標的は異なるため、他疾患の成果がそのまま応用できるわけではありません。安全性と有効性を丁寧に確認しながら、難病治療の選択肢が増えていくことが期待されます。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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