71歳パーキンソン病患者が100日連続マラソンに挑戦
2019年に65歳でパーキンソン病と診断された米ニュージャージー州のラリー・グロギン(Larry Grogin)氏が、病気への理解を広げるために「100日間で100回のマラソン完走」という前例のない挑戦を続けています。
71歳のグロギン氏は、米国東海岸から西海岸まで横断する形で毎日42.195キロを走り続けています。この挑戦は、パーキンソン病患者の生活支援を行うDavis Phinney Foundationへの寄付を集めることも目的としており、すでに16万ドル以上を集めています。
もともとマラソンやアイアンマンレースの経験者だったグロギン氏ですが、診断後は病気と戦うのではなく「共に生きる」考え方へと変化したと語ります。現在はランニングだけでなく、筋力トレーニング、水泳、自転車、さらには反射神経を鍛えるためのピックルボールも取り入れています。
パーキンソン病では朝の体の動き出しに時間がかかるため、毎朝長時間のウォーミングアップを行うことが欠かせません。グロギン氏は「パーキンソン病患者には数時間かけて体を目覚めさせることが必要な場合がある」と自身の経験を語っています。
旅の途中では多くの患者や家族が声援を送り、一緒に走る人も現れました。グロギン氏は「この挑戦は自分の強さを示すためではない。病気に負けたと感じている人に、まだできることがあると伝えたい」と話しています。
パーキンソン病は進行性の神経疾患ですが、近年は運動が症状の維持や生活の質向上に重要であることが広く認識されています。もちろん全ての患者がマラソンを目指す必要はありません。しかし、自分に合った形で体を動かし続けることが大切だというメッセージは、多くの患者に共通する希望となるでしょう。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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