若者に広がる睡眠危機 専門医が警鐘を鳴らす
中国婦女報は、現代の若者の間で深刻化する睡眠問題について報じました。中国睡眠研究会の調査によると、18歳以上の約48.5%が睡眠の悩みを抱え、睡眠障害を持つ人は3億人を超えるとされています。特に18~35歳の若年層の受診が増えており、睡眠問題の若年化が進んでいます。
記事では睡眠障害を大きく「眠れない」「眠りが浅い」「日中も眠い」の3つに分類しています。入眠困難は仕事や学業によるストレスや不安が主な原因です。睡眠維持障害では夜中に何度も目覚め、十分な休息が得られません。また、長時間寝ても日中に眠気が続く場合は、睡眠時無呼吸症候群や慢性疲労などが隠れている可能性があります。
睡眠不足は認知機能や集中力の低下だけでなく、不安や抑うつの悪化にもつながります。さらにホルモン分泌や代謝機能を乱し、肥満や糖尿病、免疫低下、心血管疾患のリスク増加とも関係すると説明されています。
一方で、若者の間では飲酒による寝付き改善や褪黒素(メラトニン)の自己判断による長期使用、寝る直前の激しい運動など誤った対策も少なくありません。専門家は、これらがかえって睡眠の質を悪化させる可能性があると警告しています。
記事では、認知行動療法(CBT-I)が国際的にも推奨される第一選択の治療法であり、薬だけに頼らず生活習慣や考え方を見直すことが重要だと紹介しています。
パーキンソン病でも睡眠障害は非常に重要な症状です。不眠、日中の眠気、レム睡眠行動障害などは運動症状より前に現れることもあります。そのため睡眠の変化を単なる疲れと片付けず、早めに原因を確認することが大切です。
現代社会では睡眠不足が当たり前になりがちですが、良質な睡眠は健康維持の基盤です。睡眠の問題は心と体の両方から見直す必要があることを、この報告は改めて示しています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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