olne 読みもの
PDニュース 日本 2026年6月18日 読売新聞 音声あり

慢性流涎に注射治療 よだれの悩み軽減へ

パーキンソン病の進行などで起こる慢性流涎に対し、唾液量を減らす注射薬「ゼオマイン」が新たな治療選択肢として紹介されました。よだれは外出や会話、介護負担にも影響する症状です。4か月に1回の注射で唾液量の低減が期待されますが、のみ込みへの影響には注意が必要です。

パーキンソン病が進行すると、唾液をのみ込む力が弱まり、よだれが意図せず口からあふれる「慢性流涎」が起こることがあります。
読売新聞の記事では、この症状に対して、注射薬による新しい治療法が利用できるようになったと伝えています。
唾液は本来、口の中を清潔に保ち、消化やのみ込みを助ける大切な役割を持っています。
しかし、パーキンソン病やALS、脳性まひ、脳卒中などでのみ込む力が低下すると、唾液が口の外へ流れ出やすくなります。
慢性流涎は衣服や寝具の汚れ、頻繁な着替えや洗濯につながり、患者本人だけでなく家族や介護者の負担にもなります。
2025年から治療に使えるようになった「ゼオマイン」は、ボツリヌス菌が作るたんぱく質を有効成分とする薬剤です。
菌そのものを投与するわけではなく、耳下腺などに注射して唾液の分泌を促す神経伝達物質の働きを抑えます。
4か月に1回の注射で唾液量を減らす効果が期待されています。
記…

この記事をシェア

アプリでこの記事を音声で聞けます

記事を最後まで読む、音声で聞く、気になる記事を保存する。パーキンソン病と向き合う日々の情報を、アプリの中でまとめて受け取れます。

全文を読む音声で聞く
App Store Google Play