治療と移動を一体化 集束超音波を受けやすく

岐阜県美濃加茂市の中部国際医療センターは、フジドリームエアラインズなどと連携し、パーキンソン病や本態性振戦の治療と、往復航空券、宿泊を組み合わせた旅行商品の提供を始めました。まずは青森空港発着便を使い、遠方の患者が同センターで初診を受けやすくする仕組みです。

同センターは2024年に「ふるえ・パーキンソン病センター」を開設し、手足のふるえに対する外科療法の一つである集束超音波治療を導入しました。この治療は頭を切開せずに行える方法で、保険適用もされています。記事によると、治療後には震えが7~8割程度改善し、日常生活に支障が少ない状態を目指せるとされています。

一方で、この治療を受けられる医療機関は全国でも限られており、東北地方では宮城県に1カ所のみとされています。今回の商品では、患者が地元の医療機関から紹介を受けたうえで、青森空港から県営名古屋空港へ移動し、近隣ホテルに宿泊。翌日に検査と診察を受けて帰宅できる流れです。

治療を受ける場合は、あらためて2泊3日の入院が必要となり、その後は半年に2回程度の経過観察を受けます。高度医療は都市部に集中しやすく、地方在住の患者には移動や宿泊が大きな負担になります。今回の取り組みは、治療そのものだけでなく「治療にたどり着くまで」を支える新しい医療アクセスの形といえます。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • 朝日新聞 (松永佳伸(Yoshinobu Matsunaga) / 2026-06-09)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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