パーキンソン病の薬、自己判断の中止に注意

台湾の良醫健康網は、パーキンソン病の薬物治療と服薬時の注意点について、台北市立聯合病院仁愛院区の薬剤師、黄冠慈(Huang Guanci)氏の解説を紹介しました。

パーキンソン病は、中脳黒質の神経細胞が減少し、ドーパミンが不足することで、動作の遅さ、安静時の震え、筋肉のこわばり、歩行不安定などが起こる慢性の神経変性疾患です。現在、薬だけで根治することはできませんが、適切な薬を使うことで多くの患者さんの症状改善が期待できます。

記事では、治療薬としてMAO-B阻害薬、抗コリン薬、レボドパ代謝酵素阻害薬、レボドパ製剤、ドーパミン作動薬の5種類が紹介されました。初期で症状が軽い場合はMAO-B阻害薬、震えが目立つ場合は抗コリン薬が検討され、生活に影響が出る段階ではレボドパ製剤やドーパミン作動薬が使われます。

また、長期服用で薬の効きが短くなる「ウェアリングオフ」や、効く時間と効かない時間が入れ替わる「オン・オフ現象」が起きることもあります。その場合は、徐放剤への変更、服薬間隔の調整、併用薬の追加などが検討されます。

薬剤師は、自己判断で薬を中止したり量を変えたりしないこと、高タンパク食でレボドパの吸収が妨げられる場合があること、めまい、精神状態の変化、むくみ、体液の色の変化など副作用にも注意するよう呼びかけています。

薬と同じく、運動の継続も筋肉のこわばりや合併症予防に大切です。服薬、食事、運動を組み合わせて、自分に合った生活管理を続けることが重要だと伝える内容でした。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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