耳の音でパーキンソン病を早期検知へ
Medical Xpressは、カナダ・École de technologie supérieure(ÉTS)の研究チームが進める、耳の中の音を利用したパーキンソン病とアルツハイマー病の早期診断研究を紹介しました。
研究では、耳に装着する小型デバイスを使い、呼吸、飲み込み、心拍、発話、まばたきなど、体が自然に発する微細な音を収集します。耳の中は音が増幅されやすく、この「閉塞効果」を利用して、通常は気づきにくい変化を捉える仕組みです。
パーキンソン病では、呼吸のリズムや飲み込み動作が、震えなどの症状が出る前から変化するとされています。また、アルツハイマー病では語彙の減少や眼球運動の異常が早期に現れる可能性があります。
研究チームはAIや機械学習を使い、複数の生体信号を解析することで、従来の診察だけでは分かりにくい変化を見つけようとしています。現在、パーキンソン病患者や軽度認知障害の人を対象に比較研究も進行中です。
この技術が実用化されれば、普段の生活の中で負担なく健康状態を確認できる可能性があります。早期発見は、症状進行を遅らせる治療やリハビリを始める大切なきっかけになるため、今後の発展が期待されています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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