目の網膜変化がPD早期発見の鍵に 米研究
Healioは、パーキンソン病と網膜構造の変化との関連を調べた最新研究を報じました。
アメリカ・デューク大学医学部の研究チームは、パーキンソン病患者43人と、年齢・性別を一致させた健康な対照群43人を比較。眼科で広く使われているOCT(光干渉断層計)を用いて、網膜の各層の厚みを測定しました。
その結果、パーキンソン病患者では「内顆粒層」と呼ばれる網膜の一部が、健康な人より有意に厚くなっていることが確認されました。
研究チームによると、従来はパーキンソン病で網膜が薄くなるとの報告が多くありましたが、今回の研究では逆に“初期段階の腫れや神経炎症”が起きている可能性が示唆されています。
研究者は、「目は脳を映す窓」と表現し、網膜変化が脳内の神経変性を反映している可能性に注目しています。
OCTは多くの眼科クリニックで日常的に行われている検査で、身体への負担も少ないことから、将来的にはパーキンソン病の早期発見や進行予測に役立つ可能性があります。
現在、パーキンソン病では運動症状が現れてから診断されるケースが多く、より早い段階で異常を見つける方法が求められています。
今回の研究は小規模であり、原因までは明確になっていませんが、「目の変化」から脳疾患を読み解く研究の広がりを感じさせる内容です。
また、眼科と神経内科の連携が、今後さらに重要になる可能性も示しています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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