専門医不足で見逃される患者たち 米国ラレドの課題

Laredo Morning Timesは、アメリカ・テキサス州ラレドでパーキンソン病の専門医不足が深刻化し、多くの患者が適切な診断や治療を受けられていない現状を報じました。

UT Health San Antonioの神経内科医、パブロ・コス医師(Pablo Coss)によると、ラレドでは初期症状に気づかないまま生活している人や、「年齢のせい」と考えて受診を遅らせる人が少なくないといいます。

パーキンソン病では、手の震えや動作の遅れ、筋肉のこわばり、歩行時のためらいなどが早期から現れることがあります。しかし専門医へのアクセスが限られているため、症状が進行してから受診するケースも多いそうです。

記事では、診断後も課題が続く現実が紹介されています。パーキンソン病では薬物治療だけでなく、理学療法、作業療法、言語療法など継続的な支援が重要ですが、地域内には専門知識を持つ医療従事者が十分にいない状況です。

さらに、診断に必要な特殊な脳画像検査を受けるために、患者が別の都市まで移動しなければならないケースもあるといいます。

こうした中、現地では支援グループによる活動も広がっています。2023年に設立された「Laredo Parkinson’s Support Group」は、患者や家族が情報交換や交流を行う場を提供しています。

コス医師は現在、3か月ごとにラレドで専門外来を開いており、今後は毎月の診療体制を目指しているといいます。

専門医は「適切な治療や生活改善によって、多くの患者が趣味や仕事、旅行を続けながら生活できる」と語り、研究進展への期待も示しています。

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出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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