PD進行に男女差 女性で神経変化大きく
金沢大学の研究チームは、パーキンソン病患者の運動神経活動に男女差があることを明らかにしました。研究では、女性患者の方が男性よりも神経活動の不安定さや左右差が大きい可能性が示されました。
パーキンソン病は、脳の「黒質」にある神経細胞が障害されることで発症し、震えや動作の遅れ、筋肉のこわばりなどが現れる病気です。近年、女性では病状進行が速い可能性や、治療効果が得られにくい傾向が報告されていました。
今回の研究では、男女27人の患者を対象に、高密度表面筋電図法を用いて太ももの筋活動を解析しました。その結果、女性では運動単位の活動間隔のばらつきが大きく、神経活動が安定しにくいことが判明しました。
また、症状の強い側と弱い側の筋活動差も女性でより顕著で、神経の興奮性や活動頻度にも左右差がみられました。
研究チームは、外から見える症状が同程度でも、女性では神経機能の変化がより進んでいる可能性があるとしています。
今後は、こうした神経活動パターンを活用し、性別や個人差に応じたリハビリや薬物治療など「個別化治療」の開発につなげたい考えです。
パーキンソン病では症状の現れ方に個人差が大きいことが知られています。今回の研究は、「男女差」という視点から病気をより細かく理解する重要な手がかりとなりそうです。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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