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死んだふりの甲虫が示すパーキンソン病研究の新視点
PDニュース 日本 2026年5月13日 時事ドットコム / PR TIMES 音声あり

死んだふりの甲虫が示すパーキンソン病研究の新視点

岡山大学などの共同研究で、死んだふりを長く続ける甲虫に、脳内ドーパミン量の低下や歩行活動の異常など、パーキンソン病と共通する特徴が見つかりました。昆虫モデルを使うことで、病気の仕組みを理解する新しい手がかりになる可能性があります。

岡山大学、東京情報大学、東京農業大学、玉川大学の共同研究チームが、死んだふりを長く続ける甲虫「コクヌストモドキ」の特徴を調べ、パーキンソン病との共通点を報告しました。
研究では、擬死行動が長い系統で、脳内ドーパミン量の低下、歩行活動の異常、ドーパミン合成やチロシン代謝に関わる遺伝子の変化が確認されました。
これらは、ヒトのパーキンソン病で見られる運動障害やドーパミン神経の変化と重なる点があります。
もちろん、甲虫の研究がすぐに治療へ直結するわけではありません。
しかし、複雑な人間の脳では見えにくい仕組みを、シンプルな生き物から探ることは、病気の理解を深める大切な一歩です。
患者さんや家族にとっても、基礎研究が将来の治療の土台になることを感じられるニュースです。
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