パーキンソン病進行を抑える新化合物に期待

フロリダ国際大学の研究チームは、パーキンソン病の進行を抑える可能性のある新しい化合物「CTS2444-32」を開発したと発表しました。
この研究では、細胞内のエネルギーを生み出すミトコンドリアの分裂を調整するタンパク質「DRP1」に注目しています。
DRP1が過剰に働くと、ミトコンドリアの機能が乱れ、炎症や細胞死が引き起こされ、病気の進行に関与すると考えられています。
新しい化合物は、このDRP1の働きを最大45%抑えることで、脳内の炎症や有害なタンパク質(αシヌクレイン)の蓄積を減らす効果が確認されました。
従来の治療が症状の緩和にとどまるのに対し、このアプローチは神経細胞そのものを守り、進行を遅らせる可能性がある点が特徴です。
さらに、この化合物は肺の重い炎症にも効果を示し、人工呼吸器による肺障害のモデルでも保護作用が確認されています。
現在は人への応用に向けた改良や追加試験が進められており…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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