レム睡眠の眼球運動、夢と脱力の仕組み

睡眠には大きく分けて「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」があります。
一般に「ノンレム睡眠は脳を休め、レム睡眠は体を休める」と言われがちですが、名古屋市立大学教授で医師の粂和彦氏は、レム睡眠の本質は単なる休息ではないと説明します。
レム睡眠は1953年、シカゴ大学のアゼリンスキー(Aserinsky)らが、まぶたの下で眼球が急速に動く現象とともに発見しました。
REMはRapid Eye Movementの略で、これが「レム睡眠」の名前の由来です。
一方で「ノンレム睡眠」という呼び方は“レム以外”という意味合いが強く、本来重要な睡眠を「その他扱い」している点が問題だとして、欧州では「徐波睡眠」、レム睡眠は脳が活動しているため「逆説睡眠」と呼ぶ研究者もいます。
レム睡眠の最大の特徴は、脳が比較的活性化しているのに、全身の筋肉の緊張がほぼ消えることです。
起きている間は姿勢維持のための抗重力筋が無意識に働きます…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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