パーキンソン病の「SCAN回路」異常結合を特定、中国チームがNature報告

パーキンソン病は「手のふるえ・動作が遅い病気」と思われがちですが、睡眠の乱れや気分の落ち込み、便秘、認知機能の低下など、運動以外の症状も同時に起こることが知られています。
中国の研究チームは、こうした多彩な症状を一つの仕組みで説明し得る脳回路の異常を突き止めたとして、Natureに掲載された研究を紹介しました。
研究が注目したのは「躯体―認知―動作ネットワーク(SCAN)」と呼ばれる回路です。
脳の“深い場所”にある複数の核(黒質、視床下核など)と結びつき、動きだけでなく、身体の状態調整や認知の実行にも関わるとされます。
研究では、11の独立データセットを用い、パーキンソン病の患者や健康な人、ほかの運動障害の人を含む863人の脳画像を解析。
その結果、パーキンソン病ではSCANと脳深部の6つの核団の間に「過度に強い機能結合(つながりすぎ)」が見られ、健康な人より結合の広がりも大きいとしました。
さらに…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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