ヘディングと神経疾患リスクの実態

サッカーのヘディングが将来的な神経疾患と関係する可能性があるとして、世界各国で規制が強まっています。
日本サッカー協会は2021年、U-15以下では「禁止」ではなく「正しく恐れる」ことを重視するガイドラインを公表しました。
小学低学年では風船などを使い、高学年から回数制限付きで実施する方針です。
一方、アメリカやイングランドでは11歳以下のヘディングを全面禁止しています。
こうした流れのきっかけとなったのが、2019年に英医学誌に掲載された研究です。
スコットランド・グラスゴー大学の神経病理学者ウィリアム・スチュワート博士(William Stewart)らが、元プロサッカー選手7676人と一般人を比較しました。
その結果、全体の死亡率は元選手の方がやや低く、寿命も長い傾向がありました。
しかし70歳を超えると逆転し、神経変性疾患による死亡リスクが顕著に高まっていたのです。
特に認知症、ALS(筋萎縮…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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