細胞の「排水弁」を解明 パーキンソン病新薬開発に道

人の細胞の中には、不要になった物質を分解し再利用する「リサイクル工場」ともいえるリソソームがあります。
この働きがうまくいかなくなると、神経細胞が傷つき、パーキンソン病などの神経変性疾患につながることが知られています。
今回、ドイツのボン・ライン・ジーク応用科学大学、ミュンヘン大学、ダルムシュタット工科大学、そしてナニオン・テクノロジーズの研究チームが、このリソソームの環境を調整する重要な仕組みを明らかにしました。
焦点となったのは「TMEM175」と呼ばれるイオンチャネルです。
これはリソソームの膜に埋め込まれたタンパク質で、これまで詳しい働きが分かっていませんでした。
研究によると、TMEM175はカリウムイオンだけでなく、水素イオン、つまりプロトンも通すことが分かりました。
これにより、リソソーム内が酸性になりすぎるのを防ぐ「排水弁」のような役割を果たしていると考えられます。
リソソームの中では…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • Medical Xpress (ダニエラ・グロイリッヒ (Daniela Greulich) / 2026-01-20)
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