「認知症の新薬」に期待しすぎないで──医師が語る予防の本質

近年、認知症の新薬が次々と登場し、「薬を飲めば認知症を防げるのではないか」と期待する声が高まっています。
こうした流れに対し、脳神経内科医の田頭秀悟医師は、まず大前提として「認知症の薬は、認知症を治す薬ではない」と理解する必要があると指摘します。
薬に過度な期待を寄せると、実際の効果とのギャップに戸惑い、かえって不安を強めてしまう可能性があるからです。
田頭医師によると、認知症の予防や発症リスクを左右する大きな柱は、昔から変わらず「食事・運動・睡眠」という基本的な生活習慣です。
これらが整っていない状態で薬だけに頼っても、根本的な解決にはつながりにくいといいます。
場合によっては、副作用によって別の体調不良を招き、生活の質を下げてしまうこともあり得ると警鐘を鳴らします。
また、認知症に良いとされるサプリメントについても、「あくまで補助的な位置づけ」である点を強調します。
サプリを飲んでいるからといって…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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