神経にミトコンドリア補給 慢性神経痛を和らげる新発想

慢性的な神経痛をめぐり、「神経細胞にミトコンドリアを補給する」という新しい発想が注目されています。
ミトコンドリアは細胞のエネルギー産生を担う小器官で、近年はパーキンソン病や脳の炎症などとも関係が議論されてきました。
今回、デューク大学などの研究チームが、末梢神経の痛みに関わる仕組みとして、神経の周囲にいるサテライトグリア細胞がミトコンドリアを神経へ“運ぶ”役割を担っている可能性を報告しました。
研究の舞台は、脊髄近くにある後根神経節です。
ここから伸びる一次感覚ニューロンの神経線維は体の末端まで長く続き、末端までミトコンドリアが行き渡ることが重要になります。
しかし長距離輸送はエネルギー負担が大きく、神経がどう供給網を保つのかが疑問でした。
研究チームは、サテライトグリア細胞が「トンネルナノチューブ」と呼ばれる細い管状構造を伸ばし、ミトコンドリアを神経線維へ直接渡していることを、マウス細胞・生体マウ…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • GIGAZINE (GIGAZINE編集部 / 2026-01-08)
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