ドパミンは「動きを指示しない」――パーキンソン病理解を変える新研究

パーキンソン病では、脳内でドパミンを作る神経細胞が失われ、動作が遅くなる、体がこわばる、バランスを崩しやすいといった症状が現れます。
これまでドパミンは、動きの速さや力を細かく調整する「アクセル」のような役割を担っていると考えられてきました。
しかし、マギル大学を中心とする研究チームが発表した最新研究は、この考え方を大きく見直す内容です。
研究成果は神経科学の専門誌『Nature Neuroscience』に掲載されました。
研究では、マウスを用いて運動中の脳内ドパミンの動きを詳細に観察し、ドパミン量を一瞬だけ変化させても、動作の速さや強さには影響が出ないことが示されました。
研究を率いたニコラ・トリッチュ准教授(Nicolas Tritsch)は、「ドパミンは個々の動きを指示する信号ではなく、動きそのものを可能にする土台のような存在だ」と説明しています。
この理解に立てば、レボドパ治療が有効な理由も…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。