パーキンソン病の体重減少は「脂肪だけ減る」+糖→脂質へ代謝シフト 藤田医科大が血中代謝物で示唆

藤田医科大学は2025年12月2日、パーキンソン病(PD)で高頻度に見られる体重減少の背景を探るため、体組成と血中代謝物を多面的に解析した研究結果を発表した。
対象は同大病院通院中のPD患者91人と健常対照47人。
体組成は生体電気インピーダンス法で身長・体重・BMI・体脂肪量・筋肉量などを評価し、PD患者では体重とBMIが低い一方で筋肉量は健常者と同程度に保たれ、体脂肪量のみが選択的に減少していた。
血中代謝物は質量分析で解糖系・TCAサイクル関連、脂質・アミノ酸代謝由来など計17種を測定し、PD患者で乳酸と乳酸/ピルビン酸比の低下、TCA低下を示すコハク酸の低下を確認。
加えてアセト酢酸・3-ヒドロキシ酪酸などケトン体の上昇、アミノ酸代謝関連物質の上昇がみられた。
これらから、糖を使うエネルギー産生が落ち、脂質やアミノ酸を代替燃料としてより使う「代償的エネルギーシフト」が示唆された。
さらに低BM…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。