世界一短い日本人の睡眠時間 新薬で広がる不眠症治療の選択肢

OECD調査(2021年)によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、中国(9時間02分)、米国(8時間51分)、韓国(7時間51分)と比べても最も短い。
厚労省の国民健康・栄養調査(2019年)では、日中に眠気を感じる成人が男性32.3%、女性36.9%に上り、日本人の約5人に1人が睡眠の問題を抱えている現状が示された。
生命科学フォーラムで講演した日本睡眠学会理事長の内村直尚氏は、慢性的な睡眠不足が学業や仕事のパフォーマンス低下につながると警鐘を鳴らす。
不眠症は「入眠困難」「中途覚醒」「早朝覚醒」の3タイプに大別され、QOL低下を伴う場合に診断される。
従来はベンゾジアゼピン系などの薬が主流だったが、依存性や転倒リスクが課題だった。
近年は、覚醒を促す神経伝達物質オレキシンの受容体を阻害する新薬が相次いで登場し、依存性が少なく、症状に応じた使い分けが可能になっている。
さらに日本睡眠学会は…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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