iPS細胞を用いた世界初の加齢黄斑変性手術:10年超の安全性と視力維持が確認

2014年に実施された世界初のiPS細胞由来網膜細胞シート移植。
その術後11年の経過が今回初めて公表され、再生医療分野に大きな意味をもたらした。
対象となったのは加齢黄斑変性を患う70代女性で、歪視や視力低下が進行し、既存治療では視力0.3から0.09まで低下していた。
手術では、患者自身の皮膚から作製したiPS細胞を網膜色素上皮細胞へ分化誘導し、シート状に加工して移植。
この工程は拒絶反応を避けつつ、機能細胞を損なわない高度技術が要求されるものだった。
栗本院長の報告によれば、移植後10年以上が経過した現在も、がん化などの重篤な有害事象は一切確認されていない。
安全性は再生医療の最大の懸念とされてきたが、長期追跡データが示されたことは大きな突破口だ。
また視力は0.07と、低下傾向にあった術前よりも緩やかに維持されており、進行抑制効果の示唆もある。
これは「iPS細胞治療の長期安全性と有効性を具体的に…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。