落語東西を味わう喜びとパーキンソン病との歩み

若い記者時代、「映画と本屋と床屋には平日に行け」と先輩に諭された筆者は、忙しさの中でも「心の栄養補給」の大切さを学び、映画館や理髪店、書店に平日通いをするようになりました。
一方で、チケットを事前に買わねばならない落語は「呼び出しがあるかもしれない」仕事柄なかなか足を運べず、「老後の楽しみにとっておいた芸」でした。
その夢がいよいよかなう年齢になった矢先、筆者はパーキンソン病と診断され、長時間の外出や人混みが負担となり、念願だった寄席通いは思うようにできなくなります。
楽しみにしていた襲名披露興行や人気落語家の二人会を途中で中座したり、体調不良で妻の友人にチケットを譲ったりする一方で、桂宮治や三遊亭小遊三、春風亭小朝と桂文枝の二人会など、最後まで楽しめた高座の記憶も大切に振り返ります。
落語を語る中で筆者は、「落語は東京、漫才は大阪」「東京が本社、上方は支店」といった通俗的な見方に触れつつ、自身は…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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