嗅覚の低下が数年前から示すアルツハイマー病・パーキンソン病の兆候

匂いは私たちの五感の中で最も静かでありながら、記憶や感情に直結する特別な感覚です。
嗅覚を受け取る嗅球は脳の記憶・感情を司る領域と直接つながっており、一つの香りが幼い頃の情景を鮮明に呼び戻すこともあります。
しかしこの嗅覚が衰え始めたとき、単なる風邪では済まないケースがあります。
アルツハイマー病やパーキンソン病では、運動症状や記憶障害が出る“数年前”から嗅覚低下が起きる例が多いことが分かっています。
特にパーキンソン病では患者の約9割に嗅覚の衰えがみられる一方、症状出現時にはドーパミン産生細胞がすでに半分以上失われているとされ、嗅覚低下が重要な早期のバイオマーカーになり得ます。
ただし嗅覚の低下は加齢やストレス、ウイルス感染などさまざまな原因でも起こり、病気特有とは言い切れません。
また、パーキンソン病の一部は嗅球から病変が始まる可能性が指摘されており、吸入したウイルスや農薬、毒性物質が嗅球の神経を…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

  • PsyPost (PsyPost (original name) / 2025-11-15)
診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。