ミトコンドリア酵素MITOL研究が拓く老化予防と疾患応用の最前線

学習院大学の柳茂教授は、細胞のエネルギー産生を担うミトコンドリアの品質管理に関わる酵素「MITOL(マイトル)」を2006年に発見しました。
MITOLが正常に働かないとミトコンドリアの機能が低下し、それが老化やアルツハイマー病、パーキンソン病などの病態悪化につながることが明らかになっています。
このMITOLを活性化させる化合物「マイトルビン」をさらに発見し、マウス実験では老化予防や寿命延長作用が確認され、国際的にも注目を集めています。
柳教授は当初、大手製薬会社と共同研究を進めていましたが方針転換で契約が終了。
複数企業に提案しても前向きな返答が得られず、自ら研究成果を社会実装するために2023年「株式会社マイトジェニック」を設立しました。
代表に就いたのは研究員の谷若慶人氏で、マイトルビンが精子を倍増させる効果を発見したことが起業の決定打となりました。
大学からは特許支援や設備利用など手厚いバッ…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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