福島医大が世界初の根本治療薬に挑む、26年度から治験開始

福島医大生体情報伝達研究所の川畑伊知郎特任准教授(44)らの研究チームは、パーキンソン病の根本治療をめざす新薬「FABP3阻害薬」の開発を進めている。
2026年度から治験を開始し、2030年春の実用化を目指す計画だ。
パーキンソン病患者は国内で約25万人とされ、症状を和らげる治療はあるものの、病気の原因から治療する薬は存在していない。
研究チームは2015年からFABP3という脂肪酸輸送タンパク質に着目。
パーキンソン病の原因とされるαシヌクレインが神経細胞に蓄積する仕組みを追究した結果、FABP3と結合すると神経細胞に取り込まれ、蓄積と拡散が進むことを突き止めた。
FABP3を欠損させたマウスでは、パーキンソン病を引き起こす神経毒を投与してもαシヌクレインの蓄積が確認されず、ミトコンドリア障害も起きなかった。
また、発症したマウスにFABP3阻害薬を投与すると、運動機能と記憶学習機能が健常マウスと…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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